●読書に関する皆さんからの質問にお答えする
コーナーです。
何か聞いてみたいことがありましたら
コチラから気軽にどうぞ。
Q:年間1,000冊ってスゴイですね。本当ですか?
A:ぼくは1,000冊は多いとは思っていません。
自分としては、もっともっと読みたい、というのが
本音です。全然スゴくないです。
「何冊くらい読むのか?」と、
あまりにもよく質問いただくので、
あらかじめ数字を出しているだけのことです。
ぼくより読んでいる人もたくさんいますし、
そもそも、たくさん読めばいい、というものでも
ありません。
大事なのは、何をどう読むのか、だと思います。
Q:いつ頃から本に興味を持ったのでしょうか?
A:子供の頃から本を読むのが大好きでした。
本好きになった一番のキッカケは
祖父の自作絵本と読み聞かせでした。
田舎に住む祖父が随時送ってくれる絵本、
夏休みにしてもらえる読み聞かせが
本当に楽しみでした。
「おじいちゃんの絵本が楽しみ=本は面白い」
というイメージが鮮明に残って
どんどん本が好きになっていたと思います。
Q:すごい速さで読むのでしょうか?
A:平均的に見て、だいたい
ビジネス書なら1冊15〜30分くらい、
小説は1〜2時間くらいで読んでます。
が、正直、速さには関心ないですし、
自分が速いとも思ってません。
時間がない中で、読みたい本がたくさんある、
そんな状況の中で、どうすれば一番楽しめるかを
考えた結果、現在に至るという感じです。
読みたい本は日々増える一方ですし、
まだまだ改善の余地アリです。
Q:速読を身につけてらっしゃるんでしょうか?
A:先にも回答しましたが、
僕は速読法そのものには関心はありません。
数や速さを競うことにも興味がないです。
ただ、僕には、ゆっくり読むより速く読む方が
心地よく、理解も良いようです。
これは個人差があり、1人1人に合ったスタイルが
必ずあるはずです。
自分にとって快適なスピード感の中で
内容を吸収しやすい状態をつくることが
一番大切だと僕は思っています。
ちなみに、僕は特別スゴイ方法は使ってません。
誰でも少し練習したらできる読み方です。
Q:どんなジャンルの本を読むんでしょうか?
A:小説も実用書も絵本も何でも読みます。
あ、マンガも大好きです(笑)
僕にとっては、ジャンルというのはあまり関係なく
本は本だと思ってますんで。
ジャンルで考えたことはないです。
Q:団長さんにとっての本とは?
A:ときに師匠、ときに親友、
そして自分を映す鏡ですね。
本を通じて、いろいろなことを教えてもらっていますし
本の中の言葉に救われることもあります。
本を読んでいるときの状態で
今の自分が計れることもあります。
あ、ちょっとテングになりかけてたな、とか(笑)
本あっての僕ですよ、ほんと。
Q:いい本の基準とは?
A:あくまで僕の私見ですが、2つあります。
1.
行間から人柄や熱い想いが伝わってくる
2.
次のページを読みたくなる
それが僕にとってのいい本です。
本の中身を超えた何かが感じられたとき、
「この本と出会えてよかったぁ!」
と幸せな気持ちになります。
Q:本はどこで手に入れますか?
A:書店とネットで入手しますが、大半は書店です。
本との出会いもある意味、一期一会だと
思ってますんで、気になる本を見つけたら、
その場で買うようにしています。
ちなみにネットで買うときは近刊でないものを
急ぎで欲しい場合が多いです。
便利でありがたいですね。
Q:良い本の選び方のコツを教えてください。
A:よく言われるのは、表紙・タイトル・それと目次、
まえがき、あとがき、それと著者プロフィール、
あたりを見て検討する、というとこですが、
僕の場合は、正直「
直感」です。
表紙とタイトルから感じられる雰囲気で
面白そうと思えば、迷わず手に取ります。
ちなみに、目次はあまり見ないです。
早く中を読みたいんで(笑)
目次で予想がついてしまうと面白みが減りますし
わくわくしながら、ページをめくりたいんですよね〜
Q:本の収納には何か工夫してますか?
A:今までは全く何も考えずに本棚に入れたましたが
必要な時に、どこにあるかわからないことも多くて(笑)
かなり困ってました。
テレビに出たり、取材を受けたりするときには
必ず団長お気に入りの本、おすすめ本などを
用意してほしいと言われますんで、
今年から
「よく使う本」専用の本棚を導入しました。
おかげさまで、最近は見つけるのも選ぶのも
だいぶ速くなりました〜
Q:書店にはどんなときに行きますか?
A:もうヒマさえあれば(笑)
何かを探したいときはもちろんですが、
気分が落ち込んでるときにも
よく行きます。
本屋の中をウロウロしてるだけで
不思議なくらい気持ちが落ち着いてくるんです!
思いがけない本との出会いもあったり。
本屋なしの生活は考えられません。
Q:学校の授業ではどんな指導をされますか?
A:えーっと、、、、
これは、僕と子どもたちの間のヒミツです(笑)
それは冗談ですが、たとえば、
絵本の読み聞かせをしたり、僕と本との出会い、
本を読む意味、素晴らしさなどを話したり、
とてもにぎやかなひとときですね。
本の面白さを伝えることはもちろん、
言語教育や発想の訓練にもなるように工夫された
オリジナル授業です。
Q:学校での読書授業はどうすれば来ていただけますか?
A:とても簡単です。
オファーいただければ、基本的には
全国どこでもお伺いします!(笑)
僕自身、本のおかげで今の自分があると
いつも感謝しておりますし、
少しでも恩返ししていきたいと常々思っています。
読書を通じて豊かな心や教養を育む、
ということは本当に素晴らしいことですし
そのお手伝いができれば、こんなに嬉しいことは
ありません。
予定さえ合えば、人数や金額なども問わず
いつでも馳せ参じるつもりです。
当HPの申込みフォームから
お気軽にお問い合わせください。
Q:大人向けの読書研修などもお願いできますか?
A:もちろんです!
最近、学校での授業が目立ってきましたが
大人の読書力を高めていくことの必要性を
一段と感じるこの頃です。
宿泊や距離などによって料金も変わってきますが、
ご予算の範囲内で無理のないところで
お伺いできれば、と思っております。
気軽にお問い合わせください。
Q:1,000冊の本の置き場はどうされてますか?
A:これが悩みのタネです(笑)
本棚に入りきらなくなって、ダンボールや廊下に
積んだりしてまして・・・
将来、団長図書館を作りたいと思ってるんで
捨てたり売ったりしたくないんですよ〜
なにか良い方法がないか検討中です。
Q:1000冊も読むと書籍代も相当かかると思いますが、
だいたい月々おいくらくらいですか?
A:う〜ん、実にストレートな質問ですね(笑)
正直申し上げますと、本は全て買ってるわけではなく、
出版社や著者さんからの献本も多いので
買うのと、いただきものと半々くらいでしょうか。
僕は書籍代を日別にデータ化してるので、
ざっと確認してみたところ、
年間100〜120万くらいのようです。
まとめて20冊くらい買うこともあれば、
1冊ずつ買うこともあります。
どんな時でも、本を手にする瞬間がたまらなく
嬉しいですね!
Q:図書館は利用されますか?
A:大学生の頃は、1週間で最低3冊をノルマにして
よく利用していました。
返却期限を有効活用して、緊張感(?)ある
読書を楽しんでおりました。
最近は、借りる前に買ってしまうので
行く機会は減りましたが
調べものをしたいときなどに
随時利用しております。
いろんな新聞を読みたいときや
全集、雑誌のバックナンバーを見たいときにも
とてもありがたいですね。
Q:若者の活字離れについてどう思いますか?
A:話せばかな〜り長くなりますし、
言いたいことも山ほどあるので
回答は控えさせていただきたく思います。
ただ1点だけ言わせてください。
若者の活字離ればかりが取り沙汰されますが、
中高年もあまり読んでないですよ。
新聞社が毎年実施しているアンケートでも
年代差はほとんどありません。
読む人は読む、読まない人は読まない。
世代を問わず本を読む割合が減ってるというのが
実情だと思われます。
それと、面白い本がない、ということも
よく言われることですが、僕は決してそうは
思いません。
面白い本はたくさんあります。
それを知る機会が少ないだけです。
ですから、僕は本と読者をつなぐ架け橋に
なりたいと常々考え、活動している次第です。
小中学校での特別授業もその大切な一環です。
微力かもしれませんが、できるベストを尽くして
何とかしたいですね。