パチスロ必勝ガイドNEO 連載コラム
 本のソムリエ団長のお宝雑誌編集部探訪
      今月の編集部:
    月刊『おりがみ』(日本折紙協会)
'07/11

  鶴、紙ふうせん、兜…子どもの頃に楽しんだ折り紙を思い出しながら、ワクワク気分で日本折紙協会にやってきました〜。協会の設立は昭和48年。国内、世界各地に約1万人の会員かいるそうです。また、この6月にはニューヨークで海外の折り紙団体であるオリガミUSAの大会が開かれ、9カ国から総勢千人もの人たちが集まり盛り上がったとのこと!海外ではどんなところが喜ぱれてるのか気になるところですが、「何といっても手軽なところろではないでしょうか。和紙は丈夫ですし、柄もキレイで豊富。角と角をきちんと合わせる折り目正しさに日本的なものを感じているのではないかと。折り紙は、“ORIGAMI”として世界共通言語になっています」と月刊『おりがみ』の青木編集長。なるほど、確かに言葉が通じなくても折り方を見ればわかりますし、一緒に楽しめますよね。日本古来から受け継がれている折り紙を通じて、心と心が通じ合う…想像するだけでジーンと感動。折り紙って、けっこうスゴイのかも!
 そんな折り紙の魅力をもっとよく知るには、やはり実習です! 青木編集長の指導の下、まずは伝承折り紙の代表作“鶴”から始まりました。が、なかなか折り目がピシっといきません(笑)。流れるように折っていく編集長の姿をボーっと眺めていると「上手に折るコツはあらかじめ完成形をイメージして折ることです。それと完成を急がないことです、経過が面白いんですから」とのアドバイス。編集長直々に折り方指導を受けた成果で人生最高の鶴が折れました!
  最後に青木編集長にとって折り紙の魅力とは?と質問してみたところ、「ちょっと哲学的になるかもしれませんが、しょせん折紙というところが好きです。どんなにすごい作品を作ったとしても広げてしまえば、1枚の紙。一度つけた筋はもう消えませんし、もしかしたら最初の紙が一番きれいかもしれない。一折一折に意味があり、どこか人生と通じるところがある気がします」と語ってくださいました。う〜ん、深い! 誰もが手軽に楽しめて、しかも奥深い折り紙、すっかりハマりそうです。楽しく指先を使うことで脳トレ効果も期待できます(笑)。
 久々に折り紙をやってみたくなった方! まずは月刊『おりがみ』をぜひご覧ください。折り紙を通じて、四季の情緒を心豊かに楽しめます。投稿作品も簡単なものから難しいものまで、折り方図解つきで豊富に掲載されていますので、チャレンジしがいがあります。折紙講師への道も開けてきたり、楽しみ方もいろいろ。海外に出かけた際などに思いがけず役立つこともありそうですし、趣味と特技を兼ねて、ぜひおすすめします!
 さて、次回の探訪はどこに!?


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